ストーカー相談(GPS被害編)
最近、ストーカー被害についてのご相談が増えています。
調査依頼をしていただいた場合は、違法機器が車両や所持品に無いか調べますが、
過去に、GPSを発見した事は何度もあります。
設置の仕方により、一般の方かプロの手口なの一目でわかります。
『もしGPSを発見した場合』
むやみ触れたり、本体のボタンを押したりするのは危険です。
操作をすると、犯人へ通知がいく場合がございます。
電源をオフにしても通知がいきます。
そして、見つけたとはいえ、すぐに警察へ持っていくのは危険です。
『警察へ届けるデメリット』
犯人は、そのGPSを警察へ持っていった事を位置情報により知ってしまいます。
逆恨みを買う事や、別の行動へ移す可能性がございます。
そして、警察へGPSを届けて相談したとしても
すぐに事件として取り扱ってくれるのかは、難しいところです。
「誰が着けたのか、わかりますか?」
「いつからあったか、わかりますか?元からあったんじゃないですか?」
「それで、GPSで位置情報を知られた事で何の被害がありましたか?」
なんて、言われるだけです。
(実際に、このような事を言われた事があります)
法改正により、GPSに関しては厳しくなりましたが、
GPS本体を発見したところで犯人を即座に逮捕出来るかというと、難しいです。
その後、警察が出来ること言えば家周辺の見回りの強化ぐらいです。
場合によっては、状況が悪化する可能性もあります。
『まずGPS等を発見した場合は、水面下にて犯人の特定が大切です。』
GPSは、いつか充電が切れますので、必ず犯人が回収や交換へ来ます。
その際に、防犯カメラなどにて撮影した証拠を逮捕へ繋げたり
現場に居合わせた場合は、住居侵入罪として私人逮捕も出来ます。
発見や怪しいなんて思ったら、一度探偵へご相談も一つの手です。
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